物事を先延ばしにする人は、困難な仕事を前にして不安に駆られると、何か他のことをして気分を紛らわそうとすることが多く、研究者はこの習慣を「快感を味わうための妥協」と呼んでいます。目の前にある困難から逃避して、刹那的な「快楽」を選択してしまうのです。ただし先延ばしをしてしまったことにより、締め切りに間に合わなくなったり、土壇場で慌ててしまいミスを犯したりするなど、結果的にはさらに苦しい状況になることは周知の事実です。対処法は2つ、やるべきことを小さく分解し、はっきり具体化する”チャンクダウン”。お肉を食べたいとき、牛1頭(チャンク=塊)を目の前に連れてこられても食べられませんが、食べやすい大きさにカットされていれば口に入れることができるという考え方です。次に赤ちゃんの1歩のように小さく始めるというベビーステップ。通常は行動する前になんらかの結果を設定し行動をスタートさせますが、これを簡単なステップにしたり、短い時間に設定することで気持ちの重さが消えるということです。これから期末テストに向けてさあ行動しましょう。
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his father (土曜日, 08 11月 2014 01:19)
子どもだけではなく、大人でも身につまされます。というより人間ってあまり成長しないのかな? しかしなんとかしなくちゃと自分を叱咤激励しながらなんとかやってきているのですよね。常に初心に返って目標から、自分の信じるものから目を離さずに生きていきたいと感じました。塾長のつぶやき、楽しみにしています。